2020年は楽しみにしていたスコットランドに滞在する予定が、コロナ感染の拡大により不可能になりました。今年も来年も厳しそうです。ゲスト収入で運営していた共同体も大打撃でした。私も微力ながら手伝えることをしましたが、さらにメインの建物などの火災で打撃を受けてしまいました。
世の中のエネルギーが破壊衝動に向かわせるのでしょうか。日本国内のニュースでも、殺人事件や車がどこかに突っ込む事件が異常に多くなっているようです。
フィンドホーンのことを知ったのは30年以上前のこと。
ドロシー・マクレーンさんの赤坂での講演があった時は喜び勇んで出かけたものでした。
晩年にお会いした頃は、もう車椅子で散歩なさっていましたが、ユーモアとウィットに富んでいる姿は輝いていました。
共同体創始者が3人ともいなくなったことも影響しているのでしょうか。
多くの人々の善意と努力で造られた建物の消失は、今でも悲しいことです。キッチンで大変な仕事をこなしていた友人たちが、どれほど誇りをもって働いていたかを知っているだけに、辛い出来事でした。
それでも不死鳥は必ず立ち上がります。すべてのことには意味があり、ひとつ終われば次の新しいことが始まるのですから。
画像は、当時のコミュニティセンター(通称CC)で夕食時に一緒だったにゃんこ。ガスと言う名前らしいです。
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